2016年01月21日

お鍋のお供に、ドイツの新酒はいかがでしょう?

今日は大寒です。日本ではおでん、水炊きなど、ヨーロッパでもスイスのチーズフォンデュやハンガリーのグヤーシュ(ハンガリー風ビーフシチュー)、スペインのコシード(パスタ入りポトフ)など、聞くだけで温まりそうなメニューをいただく時期ですね。

さて、今日ご紹介するのは、和風、欧風どちらの鍋にでも合うワインです。
ドイツの新酒、ディア・ノイエ(DerNeue)。

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Neueは英語だとNew。新酒だということがわかりやすい表記ですね(笑)。

ドイツ国内のブドウ栽培の25パーセントを占めるワインの産地、ラインヘッセンのミュラー種の白ワイン。甘美な香りを紐解けば、ピーチの様な果実の香り、蜂蜜の香り、フローラルな香りが広がり、柔らかな口当たり、そして後にひかない爽やかさ。
食事に寄り添う大和撫子のような奥ゆかしさは、温度の変化も楽しめる味わいなので、鍋と同じテーブルに置いて団らんしながらいただく一本にぴったりです。


posted by マスター at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | メルモンドワイン案内

2016年01月14日

葡萄酒古今東西

先日、京都で秀吉ゆかりで幻の古来品種ブドウ、「聚楽葡萄」が発見されたと報じられました。
見つけたのはブドウの日本固有品種、甲州葡萄で国産ワインを製造している大和葡萄酒の社長さんとのこと。

日本に自生していたブドウは山ブドウで、ワイン造りに適したブドウはなかったと言われ、古来品種と呼ばれるものも、元は中国からもたらされたもので、自生や品種改良の過程を経て、古来種と呼ばれる種類になりました。他に古来種と呼ばれる品種は紫葡萄、竜眼など6種類があり、今回の聚楽葡萄の発見によって、水晶葡萄を除く5種類が発見されたことになります。
これらの品種は江戸時代まで生食されていましたが、明治時代にワインの醸造が始まり、太平洋戦争を経てヨーロッパ原産種のブドウによるワイン造りが盛んとなりました。
しかし、先の大和葡萄酒さんの様に日本の固有種でのワイン造りを行っているメーカーさんも増えてきている様です。気候や味わいの好みなど、嗜好も歴史と共に作られてきた、ということでしょうか。もしかしたら、聚楽葡萄のワインが飲める日がやってくるかも?!


さて、日本に限らず、世界的にその土地に昔からあった品種(土着品種)でのワイン造り、というのが最近の傾向として多いように思います。
固有種で作られるワインが多いのはスペインやイタリアで、国というよりも州ごとにそれぞれの土着品種があるほどのバラエティ豊かさです。
例えば、ルーマニアでのフェテスカアルガ種は白の固有種で、「王家の乙女」とも呼ばれる高貴な味わいですし、イタリアでもシチリア島の土着品種であるネレッロマスカレーゼは「シチリアのピノ・ノワール」などと呼ばれていますが、火山性土壌によるミネラルが豊富に含まれるワインなので、イタリア半島のフレッシュで爽やかな味わいとは違った複雑で深みのあるワインです。

当店では、この他にも
白ワインが造られる
スペインのアイレン種や、
イタリアのヴェルメンティーノ種、ドイツのリースリング種やミュラートウルガウ種、…etc
赤ワインが造られる
スペインのテンプラリーニョ種、イタリアのサンジョベーゼ種、
アメリカのジンファンデル種、
チリのカルメネール種、…etc
そして、日本固有品種
白ワインが造られる甲州種
赤ワインが造られるマスカットベリーA種などなど、各国の土着品種のワインをお取り扱いしております。
また、二階の葡萄酒倶楽部でもグラスワインとしてお出ししていることもありますので、お試しの際はお問い合わせ頂ければと思います。
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2016年01月07日

ワイン展に行ってきました。

年始のお休みで、東京に行く用事があったため、国立科学博物館で開催中のワイン展に行ってきました。
しかもワイン付き。
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ミュージアム内のレストランでお食事と共にワインをいただいた後、早速ワイン展に突入です。

各国の様々なワインの瓶がお洒落に飾ってあるエントランスをくぐります。

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第一部はワインの醸造工程について。葡萄の種類の説明から始まり、実際のワイン造りの工程を再現したコーナーもありました。


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(ブドウを踏んで潰す工程の体験コーナーです)


第二部では発掘品や資料の展示、ワイン発祥の地、南コーカサスや、ギリシャやエジプトの文明の発達とワインの関わり、日本のワインについて等、歴史のお勉強をします(こちらは撮影禁止でした)。

古代ギリシャの杯であるリュトン(ラッパ型の杯)やキュリクス(耳付きの皿杯)、ワインを運ぶためのアンフォラなどを通じて、人々が愛して止まなかったワインは人々に寄り添い、歴史の一端を担ってきたのだなぁと強く感じました。

第三部は、約230年前にバルト海の海中55メートルに沈んだ難破船から発見され引き上げられた世界最古とみられるシャンパン(ヴーヴ・クリコのプレミアムブランド?)や、戦時中のワイン達、そしてずらーっと並んだボルドーのムートン・ロスチャイルドのエチケットのコーナー。

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ラターシュ、ロマネコンティ、ペトリュスなど、一度は耳にしたことがあるであろうエチケットがずらり。圧巻です。

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自分より年上のドン・ペリニヨン。


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戦時中のボルドーワイン。


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ムートン・ロスチャイルドのエチケット、自分が20代だった頃のものをパシャっと。


そうそう、お店にワイン展の公式ガイドブックが置いてありますので、興味を持った方、是非おいでいただいてお手にとってみて下さい。
ワインが今までよりちょっぴり、いやだいぶ愛おしいものに変わるかもしれません。
posted by マスター at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年01月05日

百薬の長??

Happy New Year !
本年も宜しくお願いいたします♪
みなさまにとって素晴らしい1年になりますよう
心からお祈り申し上げます!!


さて、4日から仕事始めで、忘年会、お正月とお酒の機会が多く、これから新年会などでまだまだお酒を飲む機会の多い今の時期、健康に役立つお酒の豆知識などはいかがでしょう?

赤ワインはポリフェノールが多く含まれ、抗酸化作用があり、動脈硬化予防、血圧低下に効果があるらしい、というお話はよく聞きますが、白ワインの効果って案外知られていないのではないでしょうか…??

白ワインはデトックス、消毒作用があるとされています。白ワインに多く含まれる有機酸がこの作用に関係している様です。お酢に多く含まれている成分ですが、手軽に摂るにはワインが心強い味方となってくれることでしょう。
メルシャンの技術センターによると、10万個の大腸菌を白ワインに漬け込んでおくと10分で死滅した、という実験結果があるそうです。


脂の乗ったお魚や貝の多くが旬を迎え、生で食べることが多い、今の時期にはぴったりですね。

今日オススメするのは旬の牡蠣とシャルドネの組み合わせ。
牡蠣のミルクのような香りがシャルドネの芳醇さによく合います。今日現在、お店で牡蠣をお出ししていませんが、牡蠣に合うシャルドネは揃っていますよ〜♪
ご予約いただければ、お店にて、牡蠣とワインのマリアージュをお楽しみいただけるようにもしたいと思います。
posted by マスター at 23:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ワインマメ知識